地産地消のとりくみ:レストラン:盛岡グランドホテル

盛岡グランドホテル
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レストラングランヴヌールは、
盛岡商工会議所が進めている「地元食材活用推進事業」のおすすめ飲食店に紹介されています。
このページでは、私たちの地産地消の取組みの一部をご紹介いたします。
その15:「盛岡市中央卸売市場 鮮魚部門の見学」
2月上旬に盛岡市中央卸売市場の鮮魚部門の見学に行って来ました。
普段は関係者以外入れないのですが、いつもお世話になっている魚屋のご好意で入ることができました。
市場は鮮魚部門と青果部門に分かれていてこちらは鮮魚部門になります。青果部門はこの建物の反対側にあり広さは鮮魚部門の2〜3倍あるそうです。
鮮魚から冷凍物まで色々な品物が整然と置かれていました。この市場が拠点になりここから各市場に流れていきます。
競りをしている様子です。この日は立派な天然の鯛や鱒などがあり威勢のいい声が響いていました。
これは北海道産の鱒です。2〜3月が旬で脂がのっていて大変美味しいです。ちなみに川で育ったものではなく海で育ったものです。
手前の黒い魚は三陸産の黒そいです。レストランのコースに組いれていますが入荷量が少なく仕入れに苦労している魚の1つです。
高級魚の三陸産まつかわです。しかも活じめのものなので刺身やカルパッチョにしたら間違いなく美味です。
この大きな水槽には、鯛や平目、カンパチが泳いでいて注文が入ったら活きがいいところを締めて出荷するそうです。
震災の影響で三陸産の海産物の入荷が少なく北海道や青森産が主流になっていますが、できるだけ三陸のものを使って美味しくお客様に提供し、それが復興に結びついていくよう にして行きたいと思います。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その14:「雫石町の元気農園」
11月下旬に雫石町にある元気農園さんを訪問しました。
こちらでは冬にアスパラを作っていてレストランでぜひ使いたいと思い、お願いと様子を伺いにおじゃまして来ました。
すでにハウスの中はアスパラが植えられていて保温の為にシートが上に被せられていました。土の下にはお湯を通す管が通してあり温度が温かく一定に保たれるようになっていて、アスパラ用のハウスが2棟、ホウレン草用のハウスが9棟ほどあります。
これはアスパラの根です。この大きさまで奥中山で育ててこちら植え替えをして植えてから約35日位で成長するそうです。
アスパラはたくさんの養分を必要とするので根がこの大きさになるまでたくさんの肥料が与えて育ててから栽培します。グリーンとホワイト共に株は同じで遮光すればホワイトになり、光を当てればグリーンに育つそうです。
土に植えたら、土の上に乾いた肥料を被せます。そうすることで汚れず綺麗に収穫できるそうです。1つの株で3〜4回収穫ができますが少しずつ細くなっていくので1番最初のものが太くて美味しいとのことなのでクリスマスに間に合えば使いたいと思います。
この日は2本だけ顔を出していました。
アスパラはポピュラーな食材ですが手間もコストも掛かるが分かりました。12月下旬〜3月中旬までレストランではコースメニューに組入れて大切に美味しく調理いきたいと思います。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その13:「サンファームさんの“さくらんぼ”」
7月上旬、盛岡市三本柳にある(有)サンファームさんを訪問してきました。
毎年この時期になるとサンファームさんの“さくらんぼ“をレストランで提供しています。
1つのハウスにこのような立派な木が20本前後育っています。このようなハウスが10棟ほどあり、6〜7種類のさくらんぼを栽培しています。
このさくらんぼはよくお馴染みの“佐藤錦”です。スーパーなどに売っている物と違って完熟してから収穫するので、実が柔らかく、酸味と甘味のバランスがバツグンです。
早く食べてくれと言っているようでした。
こちらは“サミット”という品種でアメリカンチェリーの2周りほど大きなさくらんぼです。実はしっかりしていて甘味が強いのが特徴で収穫にはあと10日ほど掛かるとのことでした。収穫が楽しみです。
採りたてのさくらんぼは、主に朝食のフルーツやディナーのデザートのアクセントとして提供しています。収穫時期が短いのでたくさんの方に“盛岡の旬”を召し上がって頂きたいです。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その12:「平野康彦さんの“ほおづき”」
平成23年6月16日、西根・田頭で農業を営んでいます平野康彦さんの「ほおづき」を
レストランの料理やデザートに使いたいと思い訪ねました。
可憐な花、なんとほおづきの花です。可愛い赤ちゃんのパンダを思わせるような愛らしい花でした。
今はまだまだ青く、あと半月は辛抱です。

4月に20cmくらいの苗を植栽して、8月になり、150cmくらいでしょうか、手間もかかり、長い時間もかかるので、私たちホテルスタッフもそのプロセスを理解した上で、大事に使わせていただきたいと思いました。
熟して、食べることができるようになるのは9月に入ってから。

レストランで使えるのは9月と10月の短い間です。
甘酸っぱくて、濃い味のほおづきはソースにも、デザートにも多用できます。
さて、どんな料理を作ろうか考えるのが楽しみになってきました。
みなさん、どうぞご期待下さい。

[追記]
平成23年2月「第22回 トック・ドール(黄金のシェフ帽)料理コンテスト」に東京で開催されました。
そのコンテストに盛岡グランドホテル高橋辰弥君が出場し「岩手純情牛の赤ワイン煮 ほおづき風味」を出品。見事総合4位に入賞、厚生労働大臣賞に輝きました。その料理は平野さんが育てた食用ほおづきを使用したものです。平野さんご協力ありがとうございました。

企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その11:「佐々恵農園さんのイチゴ」
1月中旬にいつもお世話になっている、佐々恵農園に苺のハウスの見学に行ってきました。
佐々恵農園の苺は普通の苺の2周りほど大きく甘みと酸味がバランスの良いジューシーな苺です。レストランでは朝食のフルーツやコースのデザートに使っていますが大変喜ばれています。

みつばちの巣箱
大きなハウスー面に苺が生っていて甘酸っぱい、いい香りが広がっていました。この日は日中氷点下の真冬日でしたがハウスの中は15度に保たれていて湿度は60%ほどありました。白い小さな花が苺の花で、今日は受粉の手助けをしてくれるみつばちも寒さと今年は例年より花の数が少ないせいか巣箱から出てきませんでした。

今月のコース鼓動(デザートにイチゴのスープです)
実である苺は重そうに実っていてほぼ完熟しつつあり、そろそろ食べ頃だよと言っているようでした。このような完熟いちごをいつも用意していただいているのでレストランに来ていただければ美味しい苺がいつでもめしあがれますよ。今月はコース料理『鼓動』のデザートとしてスーブ仕立てでコーヒーのパルフェと一緒にだしております。
ハウスを見学させていただいて、おいしい食材をいつもありがとうございますという感謝と無駄なくおいしく調理していかなければならないという気持ちを強くしました。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その10:「佐々恵農園さん」(その3)
10月初旬にいつもお世話になっている佐々恵農園に行ってきました。野菜の高騰が社会問題化していますが、季節はもう秋から冬へ駆け足でやってきます。野菜も、これから冬の野菜たちが`旬を迎えようとしています。
<ねぎ>
冬野菜の代表格 <葱>。大地の栄養をたくさんもらってどんどん太くなっています。この葱を柔らかく甘みが出るまでじっくり煮込み色々な料理に使っています。玉葱とは違う甘みがあっておいしいですよ。
<赤軸ホウレン草>
茎が赤いほうれん草です。もう少し大きくなれば収穫できます。とてもシャキシャキしていて、バターでソテーしますとそれだけでご馳走になります。
<小松菜と水菜>
こちらももう1〜2週間で収穫になります。小松菜は軽くボイルしてバターで炒めてコースの付け合せに、水菜は冷たい水でしっかり戻して、ランチタイムなどのサラダに混ぜて使っています。採りたてなので歯ごたえ、甘みが抜群です。
これから、寒さが厳しくなりますが、11月〜12月にかけて野菜たちがどんどん出てきますのでおいしく調理していきたいと思います。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その9:「サクランボの仕入れ」
盛岡市三本柳にありますサンファーム吉田さんの農場に行き、さくらんぼを仕入れてきましたので、その時の様子をレポートします。
訪問日 平成22年6月25日(金)
前日の雨が晴れ上がった25日の金曜日にサクランボの仕入れに行ってきました。
もっと大きな木かと思ってましたが、ごらんのようにあまり大きくないサクランボの木をビニールハウスで被い、育てていました。
その木にはごらんのように赤々と実ったサクランボが沢山実っていました。
ここにある品種は「サミット」というものでとても甘みがあり美味しいですよ。

サクランボといえば「山形県」が有名ですが、ここ盛岡の農家でも栽培していて、盛岡サクランボとして全国にネット販売していました。みなさん頑張っていますね。レストラングランヴヌールでも朝食のフルーツとして出します。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その8:「佐々恵農園さん」(その2)
今回は盛岡市太田の佐々恵農園に行きましたので、その様子をレポートします。
訪問日 平成22年4月25日(日)

トマトの苺憐な花
天候不順が続く中、いつもお世話になっている佐々恵農園さんに野菜の仕入れに行きました。そこにあるハウスの中は外の気温と大違い。春を過ぎて初夏を思わせる暑さでした。
左の写真はトマトの花が咲いている様子。外は例年に無く遅い桜の話題が中心ですが、遅い季節の移ろいの中で、確実に成長しているトマトの姿を見ると、まさに「大地の鼓動」のようなものを感じます。真っ赤に熟した完熟トマトの姿を思い浮かべ収穫が待ち遠しい気持ちになりました。

左は小葱の畑です。採りたての風味と柔らかさは絶品ですよ。
3月下旬に東京駅の新丸ビル5Fにある「AWkitchen」でランチをしてきましたが、そのお店では千葉の契約農家から旬の野菜が毎日届くようで、蒸したり焼いたり、マリネ、フレッシュスティック、くたくた煮物など15種類くらいの野菜ブッフェで食べられました。
味も美味しく、その時食べた料理に「春キャベツのくたくた煮」とメニューカードに書いてありましたが、盛岡で単品料理として出すと見向きもされない料理だろうと思いながら食べました。
こちらは胡瓜の苗です。
成長が待ち遠しい野菜の一つです。
左の写真はトレビスの種類で「ラディッキオ」という野菜です。
淡緑と赤紫の二種類です。血のしたたるようなステーキでも食べながら、新鮮なラディッキオをボウルに山盛りにして、フレンチドレッシングでモリモリと食べたいと思う野菜です。

まだ肌寒い日が続くかもしれませんが、野菜たちは順調に育ちホテルの料理に色を添えてくれることでしょう。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その7:「美味しいブランド八幡平 大地の恵を味わう会」

今回は2010年1月27日に行われた「美味しいブランド八幡平 大地の恵を味わう会」の様子をレポートしましたので報告します。
開催日 平成22年1月27日(水) 18:30〜20:30

「美味しいブランド八幡平 大地の恵を味わう会」が盛岡グランドホテルで開催されました。こういった試食会や賞味会は大人数の集客はむずかしいといわれていますが、当日はなんと700人もの方に参加していただき、ものすごい賑わいでした。宣伝活動をしたサポーターの会(生産者の皆さん)の熱意が伝わったのだと感じました。
 我々ホテル調理部門も、不足分を前日に発注したり、追加の仕込みをしたり、嬉しい悲鳴の連続でした。たくさんの料理の食べ放題、地元の蔵元・鷲の尾さんや葛巻高原さんのワインなど飲み放題などあり、お客様の顔がとても「良い顔」で大満足のようでした。

 農業と畜産が盛んな八幡平市。
 総括責任者の産業振興株式会社上野専務さん、組合長の高橋幸男さん、肉の横澤の橋場さんには、生産者の現場を訪ねる機会をたくさんつくっていただき感謝しています。
 今売り出し中の八幡平牛は見事にサシが入ったサーロインを中心に提供していただき、ステーキを食べたい方の列がパーティー終盤まで続いていました。
 鴨肉は米作りの「合鴨農法」で活躍した合鴨の胸肉とモモ肉を提供いただき八幡平市産のリンゴと合わせました。
「冬の野菜の美味しさ」を力説していた高橋組合長さんの強いお薦めで、白菜・キャベツ・人参ほうれん草などを10種類のドレッシングで「生食」していただきました。カラダのなかに糖度を増やして自らを防寒する冬の野菜の美味しさを再認識しました。
 その野菜達をセイロで蒸しました。こちらは有名な杜仲茶ポークを合わせてやさしい味のポン酢で召し上がっていただきました。
 卵黄の甘みが印象的な「豊洋卵」はトリュフと合わせてスクランブルエッグに仕上げました。シンプルに炊きたて御飯との「ぶっかけ飯」も好評でした。
 この豊洋卵は4月から盛岡グランドホテルの朝食に登場します。
 今回は41種類の八幡平市産食材をいろいろな調理法で楽しんでいただき、料理人たちもたいへん勉強になりました。
 道の駅「にしね」の吉田料理長にも虹鱒の清流寿司、ほうれん草の寄せ物などを、きれいに細工した野菜の彫り物とともに、瑞々しくディスプレーしていただきありがとうございました。
 あらためて八幡平の豊富な食材を実感した会でした。

企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その6:「八幡平市 農と輝の大地の試食会」
今回は2010年1月27日に行われる「八幡平市 農と輝の大地の試食会」パーティーの食材を見学に行ってきました。
訪問日 平成21年12月29日(火) AM10:00
今回訪れたのは八幡平市の伊藤さんのビニールハウス。
2010年1月27日に盛岡グランドホテルで行われる、美味しいブランド八幡平市「農(みのり)と輝(ひかり)の試食会」で使用する食材の事前学習と見学に、和食の料理長と二人で行ってきました。

(写真1 アスパラ)
最初に向かったのはアスパラを栽培している伊藤さんのハウス。出荷を始めるのは1月10日頃かなと話していました。ですからまだひ弱な感じで並んでいました。種を植えたのは昨年の1月10日との事なので丁度一年前。かなり手間がかかる仕事だなと感じました。


(写真2 アスパラの種)

(写真3 伊藤さんです)
突然伊藤さんがアスパラを採り「どうぞ食べてください」といわれ2〜3本をモグモグ。「う〜っ!甘い!!」と絶句でした。冬の野菜は寒さから自分の体を守るため糖分を蓄えて備えると聞きました。だから美味いんだよ!と力説していました。先日訪れた佐々恵農園さんと同じ事を話していました。糖度でいえば10度以上はあろうかと思う甘さ。茹でて良し、焼いて良しの食材。お客様が喜ぶ顔が目に浮かび当日がとても楽しみです。

(写真4 寒締ほうれん草です。)
次のハウスを見学すると寒締ほうれん草がギッシリ。「葉が肉厚でしゃぶしゃぶにしてゴマたれで食べると美味しいよ」と伊藤さんは話していました。私はクリーム煮にして白身魚の白ワイン蒸しと合わせるのもいいかなと思っています。
最後に、ご案内いただきました岩手県農業農村指導士の高橋幸男さん、八幡平市産業振興KKの田村さん、伊藤さん、肉の横澤の橋場さん、お忙しいところありがとうございました。

企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その5:「佐々恵農園さん」
今回は「その1」で取り上げました「佐々恵農園」さんに行き、野菜の育成状況をレポートしました。
訪問日 平成21年12月28日(月) 14:00
いつもお世話になっている佐々恵農園さん。年末の忙しい中、レストラン料理長の谷藤がお邪魔しました。
まだ結球していませんが、瑞々しくて見事な縮緬状になった「ちりめんキャベツ」です。(写真1) 海の幸を包んで蒸したり、焼いたりする料理に最適です。
寒い時期のちりめんキャベツは糖度が増して、いっそう美味しくなるといわれています。

(写真1 ちりめんキャベツ)
冬野菜は寒さから自分を守るために、糖分を体に蓄えて凌ぐのだと言われています。植物の知恵はすごいものですね。その恩恵を受け私たちは「美味しいね」と言いながら食べています(笑)。食材には感謝して調理し食したいものです。


(写真2 ルッコラ)
右の写真はルッコラです。(写真2)
こちらも青々していて美味しそうです。ルッコラはホテル料理によく使うサラダ野菜。新鮮な平目、帆立貝などを使った白身魚料理や、魚介類のカルパッチョ等に使われています。 白ワインを片手に、ルッコラ入りのカルパッチョを、レモンが利いたオリーブ油ともに楽しむ…
そんな味わい方が出来れば最高の気分と感じました。新鮮な野菜が近くにあるのはありがたいですね。

(写真3
 出荷が始まった栃乙女)
続いて別のハウスでは、すでに栃乙女(写真3)の栽培が始まっていました。
いつも枝で完熟したイチゴを準備していただいているので、盛岡グランドホテルのレストランでは7月頃まで美味しい完熟イチゴを食べることが出来ます。

(写真4 ミツバチの箱)
そして美味しいイチゴを作る影の立役者はミツバチ。(写真4)
以前にミツバチが少なくなっているという新聞記事を目にしました。受粉はミツバチしだいなのでどこでも大事にしているようです。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その4:「盛岡市都南、藤澤敏和さん」
今回は盛岡市都南で農業をされている藤澤敏和さんの畑を見学しました。
訪問日 平成21年8月3日(土) AM12:00
都南太鼓の名手でもある藤澤さんから「イタリアントマトのシシリアンルージュというものを見に来ない?」とお誘いの電話をもらい、早速お邪魔してみました。

藤澤さんご夫婦は野菜にたいへん興味を持たれていて、時間があれば東京等の街に出かけレストランで食事をする方です。そんな藤澤さんからのお誘いはイタリアントマトの「シシリアンルージュ」という、あまり聞かないネーミングということもあり行ってみました。

(写真1)
(写真1)イタリアントマトと言えば、今までの印象からして「水煮」などの缶詰にすることが多いトマト。旨みが少なく酸味が強い印象を持っていたが、つまみ食いをして「??これは…」。
当初抱いていた印象と全く違い、果肉が厚く程よい酸味と甘みがあり、調理人として創作意欲をそそられるトマトでした。ちょっと皮が硬いのが気になりますが、調理方法を工夫すれば問題ないと思い、最初の印象がガラッと変わるものでした。
大きさは3〜4センチ程度のもので、一口サイズでつまみ食いには丁度良いサイズです。
シシリアンルージュのネーミングですが、地中海で最も美しい場所、シシリア島と最も美しい女神、ビーナスの口紅(ルージュ)から連想して付けられたもの。とっても素敵なネーミングですね。( http://sicilian-rouge.com/index.html )

(写真2)
早速二種類試作させてもらいました。一品目(写真2)はセミドライトマトを弱火のオーブンで仕上げ、タイムやバジルで香り付けしたオリーブ油を半割りして天板に並べたシシリアンルージュに振りかけ、少量の自然海塩で下味を付け、60度24時間かけて水分を抜き仕上げてみました。やはり皮は若干硬いが驚きの旨み。シンプルなスパゲティペペロンチーニの中に、粗いみじん切りにして加えたら美味しそうです。(バジルを散らすと彩りも良くなりますね)

(写真3)
二品目はレモン煮(写真3)です。皮を剥いてシロップとレモン汁で軽く煮詰めました。今回は白ワインのゼリーを作ってフルーツのような美味しさを感じるデザートに仕上げました。
一般のトマトに比べ、リコピンが約8倍(美白効果)、グルタミン酸が約3倍(濃厚な旨み)など魅力ある食材です。

8月に開催したパーティーに使いお客様に喜ばれました。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その3:「サンファーム吉田さん」
今回は盛岡市三本柳にありますサンファーム吉田さんに行き、サクランボハウスを見学してきました。
訪問日 平成21年6月27日(土) PM3:00

(写真1)

(写真2)
1.
昼の暑い中、吉田農園まで出掛けました。都南の日赤病院の裏手に位置している吉田農園のサクランボ専用の大きいビニールハウスが2棟あります。ハウスに入るのにも虫や鳥の侵入を防ぐためにすばやく入る必要があります。写真1と写真2が「サミット」という品種です。色が黒っぽく枝の影に同化してしまうので、粒の形を写しました。

(写真3)
(写真3)一見、アメリカンチェリーに見えますが一粒づつ見るとなんと「ハート」の形をしているおめでたいサクランボです。私的には「姫クルミ」の形に見えました。6/20頃から7月の中旬まで盛岡グランドホテルの朝食(洋食)に登場しています。果肉が厚くて食べ応えのあるサクランボですよ。

(写真4)
2.
左(写真4)のごつい木は「佐藤錦」。なんと樹齢30年だと聞きました。ワインの葡萄の木も樹齢を重ねるほど良い葡萄が育つと聞きましたがサクランボも同じようです。たわわに実った佐藤錦を試食しましたがとても甘くて形も品も良く、まさにサクランボの「女王」にふさわしいと感じました。

(写真5)
3.
こちら(写真5)は「ベニシュウホウ」という品種です。まだ完熟ではないのでもう少ししてから出荷なそうです。初夏は「太陽のごちそう」がいっぱいですね。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その2:「古代米」

 前回の産地紹介に続き、今回はランチで提供している「古代米」を紹介します。

 グランヴヌールで提供している古代米は盛岡市玉山区好摩で農業を営んでいる高橋靜男さんが育てた「あさむらさき」という品種を使用しています。
 このお米はとてもねばりが強く、モチモチとした食感が特徴で現代の食生活でも十分好まれる食材です。

 古代米はレストランの他、パーティー料理などにも使われてます。
 最近では平成21年6月26日に開催されたパーティーに「古代米(あさむらさき)と五穀米を詰めて焼いた三陸産あなご 山葵フォンドヴォーソース」として出しました。お客様の評価も上々で、興味を持って食べられる方もいました。

 これからも、地元食材を使ったお料理を紹介していきますのでぜひご覧下さい。

企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
その1:「佐々恵農園さん」
地産地消の取り組み状況のご紹介として、食材を仕入れしている
盛岡市太田の佐々恵農園にお邪魔し食材の育成状況を見学してきました。
1.
盛岡市の西南に位置します、太田地区。ここは市街地から近い位置にありながら、お米や野菜などの農作物の生産で有名な地域です。佐々恵農園さんは、そんな環境の中で野菜をはじめとした農作物を生産しています。
2.
お邪魔した時間が午後だったこともあり、直売所のショーケースは見ての通りほとんど売り切れ状態。残るは採れたて苺が数パックのみでした。
3.
ご主人の佐々木浩之さんは、大のカメラ嫌い。今回後姿だけの参加となります。一緒に写っているのはレストランシェフの谷藤です。
4.
最初に訪れたのは苺ハウス。ごらんのように出荷は過ぎていますが、まだまだ沢山の苺がありました。
5.
見てください、この赤々とした苺たち。
6.
ちょっとつまみ食いさせていただきました。もちろん水で洗ったりしません、無農薬なのでとても安心です。
7.
これが苺の花です。今年はミツバチ問題が話題になっていますが、佐々木さんでは苺ハウス専用のミツバチがいて、一生懸命飛び回っていました。ミツバチがいないと美味しい苺が出来ないのでミツバチをとても大切にしているそうです。
8.
そしてその隣のハウスも見学。
9.
続いて、レタスのハウスを見学。
10.
この白いビニールの中がどうなっているか特別に見せてもらいました。なんとちょっと変わった土がゴロゴロしてました。一見、水耕栽培かなと思ってましたが、水分や栄養分をコントロールしながら土に根付かせているそうです。やっぱり野菜は土で栽培するほうが美味しいようです。
11.
そして次は、伸び始めたばかりのきゅうりハウスを見学。
12.
見てください、とっても小さいですがきゅうりの形をした身が出来始めていましたよ。(小さくてわかりにくいかな?)
13.
佐々木さんと谷藤は、かれこれ4年ぐらいのお付き合いで、ホテルとして通算7年前から食材を仕入れています。そのころから「地産地消」に取り組んでいることになりますね。
14.
そして見学の途中に見たものが、この籾殻の山。
15.
よく見ると籾殻の他に何か混じっていました。「佐々木さん、これって?」と尋ねましたら「堆肥ですよ」。え、堆肥? ぜんぜん臭いませんけど? 「うちの堆肥はそれが特徴ですよ」。と言って詳しいコメントはありませんでした。どうやら企業秘密のようでした。
16.
この後、お部屋に案内されお茶をいただきました。取材に行ったのは4月中ごろだったので岩手山の雪もまだ残っていました。
最後に・・・
佐々恵農園さんのハウスは、それぞれのハウスでいろんな野菜が作られていました。野菜の栽培はこれからが大変のようですが、今年もがんばって美味しい野菜を提供していきたいとお話していました。
これからも盛岡近郊を中心に、岩手県内の食材を使った美味しい料理を提供できるよう努力していきます。
企画・編集 盛岡グランドホテル レストラングランヴヌール
レストランに関するお問合せ先
盛岡グランドホテル TEL(019)625-2111(代)  FAX(019)625-1003 お問い合せフォーム